Google、iOS版Chromeをアップデートしデータ圧縮と翻訳機能を追加

数週間前、Googleは人気のウェブブラウザChromeのiOS版にデータ圧縮機能とウェブページ翻訳機能を追加すると発表しました。そして今、iOS版Chromeの最新アップデートでその約束を果たしました。このアプリの新しいデータ圧縮機能を使うと、データ使用量を最大50%削減し、モバイルプランの料金を節約できます。「この機能を有効にすると、ChromeはGoogleサーバーを使用して、アクセスしたページをダウンロード前に圧縮します。SSL接続のページとシークレットモードのページは圧縮されません」とGoogleは説明しています。「Chromeのセーフブラウジングシステムも悪意のあるページを検出し、フィッシング、マルウェア、有害なダウンロードからユーザーを保護します。」この機能を有効にして節約効果を確認するには、アプリの設定で「帯域幅」セクションに移動し、「データ使用量を削減」オプションを選択してください。アプリの新しい翻訳機能は、デスクトップ版に慣れている方ならほぼ期待通りの動作をします。外国語で表示されるウェブページにアクセスした際に、翻訳バーを探すだけで簡単に翻訳できます。 Chromeの新バージョンでは、新規タブページの機能強化により、検索がより速く、より簡単に行えます。Googleによると、これらの機能はまだ展開中で、まずはiPhoneで利用可能になるとのことです。バグ修正に加え、安定性とセキュリティの向上も含まれたChromeの新バージョンは、App Storeで無料でダウンロードできます。このアプリは、iOS 6.0以降を搭載したiPhone、iPod touch、iPadに対応しています。

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