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AppleはiOS 9でiPadの通知センターを修正する

AppleはiOS 9でiPadの通知センターを修正する

Apple は、iOS 5 で通知センター (画面上部から下に引き下げて最近のすべての出来事を表示するもの) を導入しました。通知センターは、ここ数年、特に iPhone で iOS に非常に便利な追加機能となってきましたが、iPad では扱いにくいという問題が常にありました。

だからこそ、iOS 9 でこの問題を修正する取り組みに非常に期待しています。

通知センターの簡単な歴史

iOS 7以前の時代、iPadの通知センターはリネンで作られたパネルでした。それはそれで目的は達成できましたが、Appleは布切れよりももっと良いものを作れると確信していました。

iOS 5の通知センター。出典:MacLife

iOS 5の通知センター。出典:MacLife

そしてiOS 7が登場しました。iOS 7はデザインが大幅に刷新され、iPad向けの開発者向けベータ版はiPhoneのベータ版から数週間遅れてリリースされました。この時点で、多くのUI要素がiPhone版から直接引き継がれ、iPadの大きな画面に合わせて引き伸ばされていることが指摘されました。ベータテストの後半でAppleがこの無駄なスペースをどうにかしてくれるだろうと思っていましたが、なんと、これが2年間使い続けてきた通知センターです。しかも、あの厄介な「未読通知」タブは言うまでもありません。一体何のためにあったのでしょうか?

iOS 7 (および iOS 8) の通知センター。

iOS 7 (および iOS 8) の通知センター。

iOS 9に搭載される機能

iOS 9のiPadの通知センターは、縦向きの時は前モデルと見た目は似ていますが、横向きでアクセスすると全く新しい表示になります。通知とウィジェットが1列に並ぶのではなく、右側に通知と重要度の低いウィジェットを表示しながら、左側にピン留めするウィジェットを選択できるようになりました。これは、「今日」画面の一番下までスクロールして「編集」ボタンをタップすることで、完全にカスタマイズできます。

iOS 9 の通知センター。

iOS 9 の通知センター。

iOS 9にこのようなさりげなくも重要な改善が加えられることを、大変嬉しく思っています。現在、開発者向けベータ版が利用可能ですが、iOS 9は7月にAppleのパブリックベータプログラムを通じて公開される予定です。正式リリースは2015年秋を予定しています。