Apps

ダンジョンハーツでルーンを組み合わせて敵を倒そう

お使いのブラウザは古いバージョンです。より快適にご利用いただくために、ブラウザをアップグレードしてください。

ダンジョンハーツ

2013年3月28日

Devolver Digital の『ダンジョンハーツ』（2.99 ドル）は、ロールプレイング要素のあるマッチ 3 ゲームで、『パズルクエスト』や『10000000』などの他の人気 RPG マッチ 3 ゲームとスタイルが似ています。私はこのジャンルの大ファンで、特に『10000000』は私のお気に入りの iOS ゲームのひとつなので、『ダンジョンハーツ』はずっと楽しみにしていたゲームです。

このゲームはiPad専用なので、iPhoneユーザーは残念ながらプレイできません。ゲーム自体は、上で紹介した他のゲームと似ており、異なるルーンを組み合わせて敵に攻撃を仕掛けるというものです。

ダンジョンハーツは、ヒーローたちが闇の王と戦うという緻密なストーリーラインを誇りますが、正直に言うと、ストーリーを目当てにプレイするiOSゲームとしては珍しいと言えるでしょう。重要なのはゲームプレイです。

アニメ調のグラフィックを採用したダンジョンハーツは、楽しいゲーム体験を提供してくれたと言いたいところですが、そうは言えません。これまでプレイしたマッチ3ゲームの中で、間違いなく最も複雑で入り組んだゲームの一つであり、その結果、難易度が高すぎてイライラさせられる傾向にあるのは言うまでもありません。

では、ゲームの流れを説明しましょう。画面左側にヒーロー、右側に敵が配置されます。その間には「フェイトストリーム」があり、そこにルーンを配置して組み合わせます。ルーンを揃えることでダメージを与え、バトルに勝利します。

4人のヒーローはそれぞれ異なる色で表されます。特定の色のルーンを揃えると、そのヒーローが攻撃を開始します。敵にもルーンがあり、フェイトストリームの終端に到達したヒーローにダメージを与えます。

画面上のルーンをドラッグして3つずつ組み合わせます。3つが隣り合ったら、線を引いてダイヤモンド型のストライカーを作り、タップしてダメージを与えます。組み合わせるには、たくさんの手順が必要です。

アイデアとしては、レーン間でストライカーを組み合わせて、ヒーロー全員が同時に攻撃し、追加のダメージを与えることですが、フェイトストリームの宝石は非常に速く移動するため、ゲームを進めていく中でそのような特殊攻撃をキューに入れることはほぼ不可能です。

ルーンと攻撃の作成は、単色のルーンとオリジナルの敵ルーンだけでも十分に複雑ですが、『ダンジョンハーツ』にはさらに多くの種類のルーンが追加されています。固定されていて動かせないもの、ヒーローに様々なダメージを与えるもの、特殊攻撃を繰り出すものなど、様々なルーンがありますが、特に始めたばかりの頃は、それぞれのルーンが何をするのかを覚えておき、フェイトストリームから消えてしまう前に適切な対処をするのは困難です。

つまり、このゲームでは基本的に、色のついたルーンを3つ揃えてダメージを与えながら、同時に宝石を繋げて特殊攻撃を追加するために、3つを複数揃えるという必死の努力に時間を費やすことになります。ルーンが画面からあっという間に消えてしまうため、このゲームは非常に複雑で、実行するのが困難です。

ゲームプレイを理解できれば（そして実際に操作できれば）、戦闘ごとに強くなる敵を次々と倒してゲームを進めていくことができます。敵を倒すと世界観に関する情報が明らかになるのですが、そもそもゲーム自体をあまり楽しんでいなかったため、その情報に入り込むのに苦労しました。

敵に倒されると、ゲームを最初からやり直すことになります。正直言って、何も進むべき道がないので、ゲームが単調になってしまいます。また、キャラクターのレベルアップもルーンマッチングといういつもの慌ただしいシステムで行われるため、素早く行動しないとキャラクターのレベルアップが大きく遅れてしまう可能性があることにも触れておきたいと思います。

このゲームには実績がありますが、イライラさせられるゲームプレイと進捗のなさから、退屈さを紛らわすには十分ではありません。また、iPad miniで何度もクラッシュし、何度も最初からやり直さなければならなかったことも指摘しておきます。本当に、このゲームはクラッシュがひどすぎます。

ダンジョンハーツに何らかの修正が加えられるまでは、このゲームはパスしますが、学習曲線を越えれば可能性を秘めています。