Mailboxの開発元Orchestra、リリースから2年で同名のToDoアプリを終了へ
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2013年7月27日
Orchestraは、人気メールアプリ「Mailbox」の開発に専念するため、社名を冠したToDoアプリ「Orchestra To-do」の開発を終了すると発表しました。2011年9月にリリースされたOrchestra To-doは、AppAdviceのオリジナルレビューで「美しいインターフェースと、タスクの共有や割り当てなど、多くの便利な機能を備えたタスクマネージャーアプリ」と高く評価されました。Orchestra To-doには、リマインダー、繰り返しタスク、リアルタイム同期、音声キャプチャ機能も搭載されています。2012年9月、OrchestraはOrchestra To-doの開発を一時中断し、Mailboxの開発に着手しました。Mailboxは大成功を収めました。ToDoアプリの機能を強化したメールアプリであるMailboxは、昨年2月のリリース時に大きな話題を呼び、3月にDropboxに買収されました。そして今回、Mailboxの開発を優先するため、OrchestraはOrchestra To-doの開発を完全に中止することを決定しました。
Orchestraには私たちが愛着を持っている点が数多くあり、別れを告げるのは辛いです。皆さんも同じように感じているかもしれません。しかし、メールをToDoリストとして使うという課題を解決するという私たちのミッションに対し、Mailboxはよりシンプルで直接的なアプローチを提供してくれると信じています。だからこそ、今後はすべてのリソースをMailboxに注ぎ込むことが重要なのです。
その結果、Orchestra To-doは終了することになりました。アプリと、同期、タスク委任、Webアプリへのアクセスといった主要サービスは、リリースから2年後の9月6日に廃止されます。Orchestraでは、アプリに残っているタスクはコピーして、Wunderlistなど他の場所に保存することを推奨しています。Orchestra To-doの廃止は残念ですが、既に優れたMailboxアプリの改良に集中するというOrchestraの決断は、非常に期待できるものだと思います。長年Mailboxを愛用してきた者として、OrchestraがMailboxの開発に全リソースを投入した今、Mailboxにどのような変化をもたらすのか、期待しています。[gallery link="file" order="DESC"]
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