Apple TVではSiriはまだ始まったばかりだ
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コネクテッドシアター
2015年10月29日
新型Apple TVの最も優れた機能の一つは、Siri対応のユニバーサル検索機能です。Apple TVユーザーからは長年この機能について問い合わせが寄せられていました。この機能を使えば、複数の動画プラットフォームを一度に素早く簡単に検索できます。しかし、AppleがBuzzFeed Newsに確認したところによると、Appleは動画検索だけでは満足していないようです。2016年初頭から、第4世代Apple TVのユーザーは、セットトップボックスに同じ機能を使って曲やアルバムを検索できるようになる予定です。

これは、セットトップボックスのSiriが、iPhoneやiPadのパーソナルアシスタントと同じようにApple Musicと連携することを意味します。Apple TVのリモコンを使って「テイラー・スウィフトの最新アルバムを再生して」や「『スウィート・ホーム・アラバマ』を再生して」などと話しかければ、あとはSiriが処理してくれます。
この機能により、新しいApple TVは、音楽、映画、テレビ番組の再生を音声操作で行えるデバイスとして、ホームエンターテイメントのあらゆるニーズに対応するワンストップショップとしての地位を確立するでしょう。また、膨大な楽曲やアルバムのカタログに簡単にアクセスできるため、Apple Musicへの加入理由もさらに増えるでしょう。
正直なところ、この機能がApple TVにまだ搭載されていないことに驚きました。Siriを使ったApple Musicの検索は、ストリーミングサービス開始当初からiPhoneで利用可能でした。Apple TVにも最初からこの機能が搭載されているのは当然のことです。クパティーノがセットトップボックスからこの機能を省いてしまったのは、Apple TVが急ごしらえのように感じられます。ビデオと音楽の両方を網羅した、真にユニバーサルな検索機能がApple TVに早く搭載されることを期待したいところです。