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Apple の Touch ID の何が問題なのでしょうか?

Apple の Touch ID の何が問題なのでしょうか?

新しいiPhoneをお持ちの方は、iTunesやApp Storeで何かを購入する際にTouch IDが使えることの便利さをご存知でしょう。iPhoneを再起動した直後でもない限り、パスワード入力の手間が省けるので、手続きがはるかに速く、便利になります。

しかし、この実装には何かが欠けています。iTunesやApp Storeの「おすすめ」タブの下部にある「引き換え」ボタンをタップすると、そのことに気づくでしょう。

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そうです、Apple はギフトやプロモーション コードを利用するときに Touch ID を許可することを怠りました。

アルバムを購入したり、新しいアプリをダウンロードしたり、映画をレンタルしたりするとき、Touch IDを使ってiTunesアカウントに認証できます。しかし、もらったギフトカードや当選したプロモーションコードを利用するときは、突然パスワードを再度入力しなければならなくなります。

正直言って、全く意味が分かりません。確かに私の仕事柄、平均的なユーザーよりも頻繁にプロモーションコードを入力するのですが、一体なぜAppleはこのボタン以外すべてにTouch ID対応を組み込んでいるのでしょうか?

考えてみてください。アプリを購入してTouch IDを使う時、あなたは指紋を使ってAppleにクレジットカードへの請求を許可しているのです。映画をレンタルしたり、曲やアルバムを購入したりする時も同様です。これらの取引はすべて、あなたの個人情報、特にクレジットカード番号へのアクセスを必要とします。指紋は、あらゆる購入においてiTunesアカウントのセキュリティを確保するための、許容できる手段となることが期待されています。

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一方、ギフトカードやプロモーションコードを入力する場合、クレジットカード情報へのアクセスは必要ありません。アカウントにお金が追加されるだけで、引き落とされるわけではないので、なぜ指紋認証ではなくパスワードの入力が必要なのでしょうか?

コードを利用するたびにiTunesアカウントのパスワードを入力しなければならないのは本当に面倒です。簡単なパスワードなら問題ないかもしれませんが、私のパスワードは10文字から20文字程度で、大文字、数字、記号が混在しています。

クレジットカードをアカウントに紐付けず、iTunesギフトカードで生活している人にとっては、これはきっと同じくらいフラストレーションになっているでしょう。Appleがこの問題を修正してくれることを願っていますが、その期待は叶わないかもしれません。結局のところ、iTunesがTouch IDに対応して以来、ずっと同じ状況ですから。