アップデートされたwatchOSと新しいネイティブアプリがApple Watchに登場
本日開催されたWWDC 2015で発表されたwatchOSの新バージョンは、Apple Watchユーザーとアプリ開発者の皆様にご利用いただける予定です。このアップデートバージョンにより、開発者の皆様はより優れたアプリを開発し、Apple Watch向けに提供できるようになります。主な機能強化は以下の通りです。
時計には新しい写真の文字盤が含まれ、手首を上げるたびにアルバムの異なる写真が表示されます。
コミュニケーション機能がアップデートされ、12人までの友達だけでなく、複数の友達グループも追加できるようになりました。さらに、メインの連絡先画面から直接友達を追加できます。友達とテキストメッセージを送信する際、絵に複数の色を使用できるようになります。さらに、メールアプリもアップデートされ、返信機能が追加され、FaceTimeオーディオもサポートされます。
お気に入りの健康・フィットネスアプリがウォッチにネイティブでインストールされるので、ワークアウトが一日中のアクティビティとして記録されます。アクティビティアプリでは達成度が記録され、TwitterやFacebookで他のユーザーと共有できます。
Apple Pay の特典やストアカードが時計で利用でき、新しい Wallet にカードが含まれるようになります。
交通機関については、時刻、駅、道順が記載された公共交通機関の路線にアクセスできます。
Siriにも素晴らしいアップデートが予定されています。お気に入りのフィットネスアプリでワークアウトを開始したり、交通機関のルートを尋ねたり、特定のアプリのGlancesを開いてもらったりできるようになります。
開発者はwatchOSの次期バージョンでも素晴らしいオプションを利用できるようになります。現在、WatchKitではロジックはiPhoneのみで動作しますが、アップデート後はネイティブアプリのサポートにより、そのロジックをWatchに移行できるようになります。さらに、開発者はアプリ開発においてTaptic EngineとDigital Crownのオプションを利用できるようになります。開発者は独自のコンプリケーションを作成し、飛行時間、電気自動車の充電レベル、スポーツのスコアなどを表示することも可能です。
これらすべてが次の watchOS バージョンで実現される予定であり、さらに多くの機能が追加される予定です。
- マイクにアクセスしてアプリに音声を直接取り込む
- 時計のスピーカーまたはBluetooth経由でオーディオを再生します
- 短編動画機能
- 心拍数データのストリーミングを含むHealthKitへのアクセス
- HomeKitオーディオコントロール
- 加速度計へのアクセス
- アラームとスヌーズ機能付きのナイトスタンドモード
今秋に無料アップデートとして提供される次期watchOSは、Apple Watchユーザーと開発者にとって大きな期待の的となるでしょう。本日のWWDC 2015イベントに関する最新情報や最新情報については、AppAdviceで随時ご確認ください。