ボストン小児病院は発熱の調査にAppleのResearchKitを使用している
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新しい プロジェクトとiPhoneアプリ「 Feverprints 」は、 Appleのオープンソースプラットフォームを使用して医学研究を研究者に提供します。
コネクテッドフィットネス
2016年3月29日
AppleのResearchKitプラットフォームのもう一つの注目すべき活用例をご紹介します。最近の報道によると、ボストン小児病院は、クパチーノで開発されたこのプラットフォームをベースに、発熱に関する公開調査を開始しました。このニュースには、患者からの医学研究を研究者に直接届けることを目的とした新しいiPhoneアプリケーション「Feverprints」のリリースも含まれています。
一般の人々からのデータ
フィーバープリント
一般の人々からのデータ
AppleInsiderの説明によると、Feverprintsは他の多くのResearchKitベースのアプリケーションとは若干異なります。これは、Feverprintsが一般ユーザーを募集し、アプリケーションをダウンロードして自身のデータを記録してもらうためです。同誌の説明によると、「このiPhoneアプリは、ユーザーに定期的に体温を記録し、症状、服用している薬、その他の健康関連のトピックに関する質問に答えるよう求めます。」
もちろん、ユーザーの個人情報が完全に安全であることを保証するために、データは匿名化されています。
このアプリの目的は、「平熱と発熱の範囲を絞り込み、感染症などの診断に役立つ可能性のある『発熱パターン』を推測すること」です。AppleInsiderが付け加えているように、この研究は特定の解熱剤が実際にどれほど効果があるかを明らかにすることも目的としています。
昨日、ハーバード大学がNFLのフットボール選手の負傷の長期的な影響を調査するためにResearchKitを活用していることをお伝えしました。また、Appleが最近、新たな健康関連プラットフォームを立ち上げたことにも触れました。CareKitは、患者が自身のケアレベルを自分でコントロールできるようにすることを目的としており、クパチーノで先日行われたメディアイベントで発表されました。
FeverprintsはApp Storeからダウンロードできます。前述の通り、誰でも無料でご利用いただけますが、お子様が研究に参加するには大人の同意が必要です。