これまでライセンスがなかったリミックスがApple Musicに登場
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マッシュアップ、 DJ ミックス、 リミックス は、 ストリーミング音楽プロバイダーを通じてまもなく利用可能になり ます。
音楽
2016年3月15日
マッシュアップやディスクジョッキーのリミックスが好きな方なら、従来のライセンス制ストリーミングサービスでそういったジャンルの音楽を探すのに苦労してきたのではないでしょうか。しかし、ビルボードによると、Dubset Media Holdingsとの契約により、ついにこれらのジャンルの音楽がApple Musicで聴けるようになるそうです。
問題とその解決策
問題とその解決策
1つのミックスには600以上の権利保有者がいる場合があります。[Dubset]のCEO、スティーブン・ホワイト氏によると、典型的なミックスには25~30曲が含まれており、1曲あたり25~30のレコードレーベルと2~10の出版社に支払いが必要になります。ライセンスはDubset社内で行われており、これまでに14,000以上のレーベルおよび出版社と契約を結んでいます。
- ビルボード
Dubset は、MixBank と呼ばれる独自のテクノロジーを使用して、リミックスや長編 DJ ミックス ファイルを分析し、ファイル内に含まれる録音を識別し、レコード レーベルや音楽出版社に適切なライセンス料を支払うことができます。
リミックスクリエイターのための新たなストリーミングの自由
リミックスクリエイターのための新たなストリーミングの自由
このプロセス全体は、60分のファイルで約15分かかると言われています。このプロセス中に、リミックスの内容が権利者によって設定された管理や制限事項に照らしてチェックされます。例えば、ミュージシャンやレコード会社は、リミックスやミックスで使用される曲の長さを制限したり、アーティストが他のミュージシャンと関連付けられるのを防いだりするルールを設定できます。最後にオプションのレビュープロセスがあり、権利者はファイルの配信前に最終承認を行うことができます。
「Appleはほんの始まりに過ぎない」
「Appleはほんの始まりに過ぎない」
これらのリミックス、マッシュアップ、ミックスは当初はApple Musicでのみ利用可能となるが、ホワイト氏によれば、クパチーノは始まりに過ぎないという。
目標は、世界中の400社の配信会社すべてにこのサービスを提供すること。制作されている何百万時間ものコンテンツを解放することを考えると、業界にとって大きな収益化となります。
- ビルボード