イージーセリングのスタートアップがDropboxに売却、新製品開発に起用される模様

手軽に商品を販売できるサービス「Sold」は、開発チームがDropboxに移籍したことに伴い、サービスを終了する予定です。昨年3月にiOS向けにリリースされた「Sold」は、eコマースの細かな部分を処理することで、オンラインでの商品販売を簡素化することを目指していました。商品の価格設定、買い手探し、配送処理、そして売り手への支払いまで、すべて簡単に行えるように設計されていました。しかし、このサービスを開発したスタートアップ企業がDropboxに加わったため、Soldは事実上過去のものとなりました。開発チームはSoldのウェブサイトに掲載された発表記事で次のように説明しています。

[Dropboxの共同創業者である]ドリューとアラシュと時間を過ごした後、Dropboxへの移行はこれ以上ないほど素晴らしいと確信しました。彼らのロードマップには、人々にポジティブな影響を与える製品を作るというDropboxの理念と完全に一致する、刺激的な新しいエクスペリエンスが含まれています。今後もSoldチームは協力してこれらのエクスペリエンスを構築し、2億人という強力なユーザーベースのためにDropboxの未来を形作っていきます。これは見逃せない絶好の機会です。

TechCrunchによると、このスタートアップ企業のフルタイム従業員9名が「Dropboxの新製品」の開発に取り組む新チームを結成したとのことです。これに伴い、Soldはサービスを停止する予定です。App Storeではまだダウンロード可能ですが、本日より新規アイテムの受付を停止しています。Soldのシステムに既にアイテムを保有している既存ユーザーの方は、取引の確定方法についての指示をお待ちください。

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