Macintoshグラフィックデザイナーのスーザン・ケアが賛否両論のiOS 7アイコンデザインを承認
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2013年6月14日
iOS 7のデザインは、私たちがこれまでAppleに期待してきたものとは根本的に異なるものであることは否定できません。特に、iOS 7が過去のiOSバージョンと大きく異なる点の一つは、新しい標準アプリアイコンセットであり、これがかなりの賛否両論を巻き起こしていることは否定できません。iOS 7のリリース後に生じたと思われる分裂に刺激を受け、Network Worldはアイコンデザインに詳しい人物に話を伺うことにしました。その人物とは、他でもないスーザン・ケア氏です。彼女自身も「アイコン」の象徴的存在であり、初代Macintoshオペレーティングシステムの多くのアイコン、書体、マーケティング資料を手がけたグラフィックデザイナーです。iOS 7のアイコンデザインについて意見を求めたケア氏は、次のように答えました。
全体的に良い方向性ですね。音楽や天気など、空間を埋めるシンプルで意味のあるシンボルが好きです。より象徴的で、説明的ではない方が良いですね。
上に埋め込まれた動画がご覧いただけない場合は、こちらをクリックしてください。明らかに、ケア氏はiOS 7の標準アプリアイコンの新しいルック&フィールを高く評価しています。しかし、彼女が「一般的に」という言葉を使ったことは注目に値します。Cult of Macが述べているように、これは「改善の余地がある」ことを示唆しているからです。また、「意味のある」という表現も、彼女が重視するデザインソリューションの種類を示唆しています。昨年4月にPathのインタビューで「Iconic Bites」ステッカーパックをリリースした際に、ケア氏は次のように述べています。
ポール・ランドは私のデザインのヒーローであり、私は彼が実践した方法、つまり、デザイン上の問題に対して意味があり記憶に残るソリューションを生み出す方法に従うようにしています。
昨日、Appleのインダストリアルデザイン担当SVP兼ヒューマンインターフェース責任者であるジョナサン・アイブ氏が、新しいアイコンの作成にデザインチームではなくマーケティングチームを起用したと報じられました。また、iOS 7は「完全に開発中」であるとも指摘されました。好き嫌いは別として、物議を醸したアイコンも含めてiOS 7は今後も存続し、今後改善されていくことを期待したいところです。
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