Apple、上海の小売店の1つで特許取得に成功?
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2013年10月2日
Appleは、中国・上海にあるApple Storeの入り口となるガラス製の円筒形の建物の特許を取得しました。ちなみに、ニューヨークの5番街にあるApple Storeと同様に、上海浦東のApple Storeの建物は、一部が巨大な一枚岩のガラス板で構成されています。これらのガラス板が円筒形を形成し、Appleの地下店舗への地上入口を形成しています。
しかし、上海のApple Storeは非常に革新的であるため、Appleは建物の開発に使用された技術の特許を取得しました。この特許は2011年に出願され、最近、米国特許商標庁(USPTO)によって承認されました。AppleInsiderは次のように説明しています。
しかし、中国の建築はより複雑で、仕様書ではガラス片を弧を描くように湾曲させる必要があった。これらのパネルは接合されて円になり、最終的には円筒形になった。Appleは、当時の従来のガラス積層技術では、長いスパンにわたる荷重や力を支える構造要件を満たすパネルを製造するには不十分だったと指摘している。構造的な支持力の欠如により、建築家はガラスで大型建築物、特に曲面壁を持つ建築物を設計することができなかった。
Appleの特許では、ガラス構造が風雨に耐えられるよう、同社チームがどのようにして新しい技術を開発したかが説明されているほか、Apple Storeのデザインに合うようにガラスパネルを適切に成形・湾曲させたかについても詳細に説明されている。特許に記載されている発明者には、David Andreini、Karl Backus、Jon F. Cooksey、Tim Eliassen、Scott David Hazard、Holger Krueger、Peter Lenk、James O'Callaghan、Yutang Zhangなどがいる。関連記事:Sing! Karaokeの開発元Smuleが新しいウェブベースの音楽ソーシャルネットワークを立ち上げ、AppleはRetinaディスプレイ搭載iPad miniを今秋発売「不可能」と情報筋が主張、そして便利なツールで最寄りのiPhone 5s在庫を探す。