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スティーブ・ジョブズは誰もが無料Wi-Fiを利用できるようにしたいと考えていた

スティーブ・ジョブズは誰もが無料Wi-Fiを利用できるようにしたいと考えていた

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2014年8月5日

Appleが2007年に初代iPhoneを発売して以来、インターネット速度は飛躍的に向上しました。しかし、モバイルデバイスでインターネットに接続する方法は変わっていません。携帯電話会社のデータ通信を利用するか、自宅のネットワークに接続するかのどちらかです。また、スターバックスや地元の図書館の無料Wi-Fiをたまに利用することもあるでしょう。Re/Codeのウォルター・モスバーグ氏によると、故Apple CEOのスティーブ・ジョブズ氏はかつて、インターネットに接続する別の方法を開発しようと考えていました。ジョブズ氏の構想は、ゲストネットワークを介して帯域幅を共有するよう人々に働きかけることでした。そうすれば、「スマートフォンユーザーは、携帯電話のデータ通信を利用する人々が基地局間を移動するのと同じように、ログインすることなくWi-Fiホットスポット間を自由に移動できるようになります」とWI-FIモスバーグ氏は回想します。

ジョブズ氏はセキュリティの必要性は理解しているものの、家庭や地域の小規模事業所から無料で安全なWi-Fi共有を可能にするだけでなく、普及させる方法を模索する決意を固めていたと述べました。さらに、これを実現するために、他の企業を巻き込み、一種のコンソーシアムを結成する計画もあると私に語ってくれました。

ゲストネットワーク注釈付き-e1407163960826-クロップもちろん、コンソーシアムは設立されませんでした。ゲストネットワークは存在しますが、ジョブズが当初構想した規模には及びません。AppleのAirPortルーターには「ゲストネットワークを有効にする」機能があります。Fonも会員間でWi-Fi帯域幅を共有できます。Comcastも顧客向けに同様のプランを用意しています。モスバーグ氏は、「大手テクノロジー企業がこの問題を解決し、Wi-Fiの共有とローミングが現実のものとなる時が来た」と考えています。私も同意見ですが、すぐに実現するとは考えていません。テクノロジー企業は、これを実現するためのリソースを提供することに同意する必要があります。また、エンドユーザーにとってセットアッププロセスは極めてシンプルである必要があります。最後に、セキュリティの問題があります。ハッキングを最小限に抑えられるという合理的な保証がない限り、見知らぬ人とデータを共有したいとは思いません。皆さんはどう思いますか?無料の家庭用Wi-Fi共有は当たり前になるべきでしょうか?

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