Apple、iPhone 7 Plusユーザー向けにポートレートモード搭載のiOS 10.1をリリース

ポートレートモードで撮影した画像の例。

このソフトウェアの目玉となる新機能は、iPhone 7 Plusユーザー向けのポートレートモードです。9月の特別メディアイベントでデモンストレーションされたこの機能は、被写体にピントを合わせたまま背景を自動的にぼかします。この効果は「ボケ効果」とも呼ばれています。

名前から人物専用と思われがちですが、この機能は物やペットなど、ほぼあらゆるものに使用できます。画面に表示される指示に従って、被写体に近づいたり遠ざかったり、光量を増やしたりする必要があるかどうかを判断できます。このモードで撮影した写真は屋内でも綺麗に見えますが、屋外で十分な光量があれば、どんな写真でも間違いなく素晴らしい仕上がりになります。

AppleはwatchOSとtvOSの新バージョンもリリースしました。watchOS 3.1とtvOS 10.0.1は一般ユーザー向けにダウンロード可能です。どちらも軽微なバグ修正が提供されていますが、外観上の改善はありません。

Apple Watchユーザーは、iPhoneのコンパニオンアプリからデバイスをアップデートできます。「マイウォッチ」タブを選択し、「一般」をタップして、「ソフトウェア・アップデート」をタップしてください。

第4世代のApple TVをお持ちの方は、「設定」→「システム」→「ソフトウェア・アップデート」→「ソフトウェアをアップデート」からアップデートできます。また、新しいソフトウェアを自動的にダウンロードしてデバイスにインストールすることもできます。

重要な一週間

ソフトウェアのリリースにより、Apple にとって忙しい一週間が始まりました。

同社は火曜日に、2016年度第4四半期の公式業績を発表する。今年も3四半期連続で、iPhoneの売上は2015年の同四半期と比べて減少すると予想されている。

そして木曜日には、Appleはカリフォルニア州クパチーノ本社で特別なメディアイベントを開催する予定です。複数の新型Macが発表される見込みです。先週、同僚のブライアン・M・ウルフが、皆さんが期待するであろう内容を詳しく解説しました。いつものように、イベントの様子をライブでお伝えします。

最後に、特別なApple Watch Nike+が金曜日に発売されます。