Amazon、Kindle電子書籍決済クレジットの配布を開始

Amazonで電子書籍を購入したことがあるなら、クレジットがもらえるかもしれません。この返金は、昨年12月に米国連邦裁判所が承認した電子書籍価格カルテル和解金1億6,600万ドルのうち、あなたに還元されるものです。Amazonは顧客宛てのメールの中で、このクレジットは「州司法長官と集団原告団が電子書籍価格をめぐって提起した独占禁止法訴訟において、出版社のハシェット、ハーパーコリンズ、サイモン＆シュスター、マクミラン、ペンギンと合意した法的和解の結果です」と述べています。このクレジットはAmazonアカウントに自動的に追加され、出版社を問わず、amazon.comであらゆる書籍を購入する際に利用できます。このクレジットは2015年3月31日に失効します。90日以内にクレジットを使用しなかった場合は、改めてメールが届きます。クレジットは、2010年4月1日から2012年5月21日までの間に購入された対象のKindle書籍が対象です。Amazonは和解しましたが、Appleはアメリカ大手出版社との電子書籍価格操作への関与をめぐり、依然として裁判を続けています。これらの出版社はいずれも米国政府と和解に達しており、2010年に初代iPadが発売された直後に電子書籍の価格を吊り上げるために共謀していたことを認めています。詳細については、amazon.com/help/agencyebookssettlementsをご覧ください。また、Appleによる電子書籍独占禁止法監視の阻止を裁判所が却下する判決もご覧ください。

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