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Microsoft Officeがクラウドストレージ統合の拡大への扉を開く

Microsoft Officeがクラウドストレージ統合の拡大への扉を開く

Microsoft は、より多くのクラウド ストレージ プロバイダーと統合することで、Office 生産性向上アプリをさらに強力にしています。

iOS 版 Office のクラウド ストレージ パートナーがさらに追加されました

2014 年 11 月、Microsoft は iOS 版 Office に関して Dropbox との提携を発表しました。これにより、ユーザーは Dropbox アプリから Office ファイルを編集したり、Office アプリから Dropbox ファイルにアクセスしたりできるようになり、変更内容は自動的に同期されます。

現在、マイクロソフトは、クラウド ストレージ プロバイダーが Office for iOS および Office Online に接続できるようにするために昨年 2 月に発表したクラウド ストレージ パートナー プログラム (CSPP) のすべての参加者に Office for iOS の統合を拡張しています。

Microsoft Office クラウド ストレージ オプション

「この統合により、ユーザーはMicrosoft OneDriveやDropboxと同様に、これらのパートナークラウドサービスをOffice内の『場所』として指定できるようになります」とMicrosoftは説明しています。「ユーザーは、Officeアプリ内から、お気に入りのクラウドサービス上にあるPowerPoint、Word、Excelファイルを参照できるようになります。これらのアプリでファイルを開いたり、編集したり、作成したりする際に、ファイルはクラウド上で更新されるので安心です。また、クラウドストレージアプリからOfficeファイルを開き、変更内容をクラウドに直接保存することもできます。」

箱から出してすぐに使える

Dropboxに加え、Boxとの連携も新たに利用可能になりました。BoxはこれまでOfficeと連携していましたが、クラウドストレージサービスへのドキュメント保存のみに対応していました。Edmodo、Egnyte、Citrix ShareFileなどの他のクラウドストレージプロバイダーとの連携も近日中に開始されます。

iOS向けBox + Office

iOS版Office(Word、Excel、PowerPointを含む)とiOS版BoxはApp Storeで無料でご利用いただけます。両サービス間の新たな連携機能を利用するためにアプリのアップデートは必要ありません。

iOS 用の Office アプリは先週更新され、3D Touch とインクによる注釈がサポートされました。

Microsoft は、Office for iOS の統合をすべての CSPP パートナーに拡張するだけでなく、Outlook.com で Dropbox と Box の統合も有効にし、パートナーのクラウド サービスに保存されているドキュメントの Office Online とのリアルタイム共同編集機能を追加しました。

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