3つの簡単なステップでApple iPadの売上を伸ばす方法

iPad Proを買ってよかったです。12.9インチのタブレットは、ウェブサーフィンや動画鑑賞、そして娘が言うようにゲームをするのに最適です。iPad Proは文書作成やタスク管理にも最適です。Apple Pencilも気に入っていますが、私はアーティストではないと思っています。しかし、iPad Proを3ヶ月近く毎日使ってみて、ついに結論に達しました。これはMacの代わりになることはない、と。

Appleがタブレット問題を抱えていることは周知の事実です。iPadの売上は過去11四半期のうち10四半期で前年同期比で減少しています。一方、同じ期間にiPhoneの売上は急増しています。

春に発売されるであろう「iPad Air 3」は、タブレットの売上を伸ばすでしょうか？少なくとも長期的には、おそらくそうはならないでしょう。

iPad Air 3の噂によると、Appleの次期フラッグシップタブレットは、11月に発売されたiPad Proのミニバージョンになるようです。Smart Connector、Apple Pencilのサポート、高性能プロセッサなどが追加される見込みです。

先ほども言ったように、私はApple Pencilが好きです。そして、iPad Proに搭載されているA9Xプロセッサのおかげで、動作も驚くほど高速です。しかし、これらの機能は、これまでiPad Airを購入したほとんどの人にとって、乗り換える理由にはなりません。それでも、iPad Air 3は依然として大きな成功を収める可能性を秘めています。

モバイルマーケターのFiksuによると、現在9.7インチiPadを所有しているユーザーの39.1%がiPad 4以前のモデルを使用しています。iPad Airの使用率は17.5%、iPad Air 2は11.2%、iPad Proは1%となっています。

残りの31.3%はiPad miniを使用しています。そのうち、iPad miniとiPad mini 2の所有者が27.7%と最も多くなっています。

ここ数ヶ月、これらの数字は頻繁に分析されてきました。多くのアナリストは、iPadの売上が鈍化している理由の一つは、既存ユーザーがアップグレードの必要性を感じていないことだと結論付けています。あるいは、Macworldが最近指摘したように、iPadが初期の成功の犠牲になっている可能性もあるでしょう。別の見方をすれば、人々はもはやタブレットにそれほど愛着を持っていないということです。

iPad の初回購入がなぜ鈍化したのかを判断するのは困難です。

しかし、Fiksuのデータによると、現在のiPad所有者の66.8%が旧型のデバイスを使用しているという驚くべき事実が判明しています。Appleはまさにこの点に注力すべきです。

大きな変化の時

iPadの販売を活性化させるには、Appleは製品ラインを合理化すると同時に価格を下げる必要がある。さらに、iPad Proについても再考する必要がある。

多くの専門家は、5.7インチのiPhone 6/6s PlusがiPad miniの売上を食いつぶしたと指摘しています。もしこれが正しいとすれば、Appleは7.9インチタブレットの生産を終了すべきです。また、初代iPad Airの生産も終了すべきです。iPad Air 3が発売されれば、これらの動きにより、iPad Air 2は市場で最も安価なAppleタブレットになるでしょう。

クパティーノはiPadの価格を全面的に引き下げるか、少なくとも16GBではなく32GBモデルを新たな基準にすべきだ。Appleは既にiPad Proでこの措置を講じており、iPad Proは現在32GBと128GBモデルのみとなっている。

最後に、AppleはiPad Proについて、より良い長期的な解決策を提示する必要があります。既に述べたように、私はiPad Proを購入して満足しています。しかし、Appleが大幅な変更を加えない限り、「iPad Pro 2」を購入するつもりはありません。128GBモデルが949ドルというiPad Proは、特に899ドルから始まるMacBookシリーズと比較すると高すぎます。

Appleが何らかのOS Xを搭載したiPadをリリースする時が来たと思います 。このようなデバイスこそが、iPad Proの名にふさわしいと言えるでしょう。12.9インチタブレットと9.7インチモデルを差別化し、そのプレミアム価格を正当化する上でも役立つでしょう。

これらの変更により、AppleはiPadシリーズを再び重要な製品にすることができるでしょう。あなたはどう思いますか？