IDCは2015年第2四半期のApple Watchの販売台数を360万台と予測している
Apple Watchの販売台数に関する推定では、2015年第2四半期の第一世代ウェアラブルは約300万台とされている。しかし、International Data Corporation(IDC)が発表した新たなレポートによると、実際には360万台程度になるはずだという。
このニュースはStreetInsiderから発信され、9to5mac経由で入手しました。ご存知の通り、こうした推定値は特に重要です。クパティーノはApple Watchの公式販売台数を発表しないため、IDCの推定値のような分析が、これまでのApple Watchの販売台数を知る上で最も近い情報となります。確かに360万台という数字は肯定的な推定値です。IDCは、Apple Watchが同四半期のウェアラブルデバイス販売台数の20%を占め、市場リーダーであるFitbitに急速に追いついていると付け加えています。2015年第2四半期のFitbitの出荷台数はAppleをわずか80万台上回っただけであり、両社の差は驚くほど縮まっています。
もちろん、Appleはウェアラブル市場の成長にも貢献しています。第3四半期の出荷台数は合計1,810万台に達し、前年同期比で223.2%という驚異的な増加を記録しました。「Appleが新しい市場に参入するたびに、Apple自身だけでなく、市場全体の注目を集めます」と、IDCウェアラブルチームのリサーチマネージャー、ラモン・ラマス氏は説明します。
印象的な結果ではありますが、スマートウェアラブル分野におけるAppleの業績を考慮すると、この結果はさらに驚くべきものです。スマートウェアラブルとは、サードパーティ製ソフトウェア(アプリケーションなど)を実行できるウェアラブルと定義されており、2015年第2四半期には、Appleがスマートウェアラブル販売の3分の2を占めました。
IDC モバイル デバイス トラッカーのシニア リサーチ アナリストである Jitesh Ubrani 氏は次のように述べています。
Appleはこの分野で明らかに圧倒的なリードを築いており、その優位性は今後も続くと予想されます。Fitbitは出荷台数でAppleを上回ったものの、Fitbitが販売しているのはベーシックなウェアラブル製品のみであることは注目に値します。このカテゴリーは今後数年間でシェアを落とすと予想されており、ウェアラブル製品全般においてAppleが次のマーケットリーダーとなる可能性が高まっています。
実際、watchOS 2 が 9 月に登場し、待望の第二世代 Apple Watch が 2016 年春に消費者に届くと予想されていることから、ウェアラブル市場シェアに関してはクパチーノが王座を獲得する準備が整っているようです。

画像提供: IDC。
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