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スナップチャット、法執行機関の要請に応じて「スナップ」を手動で取得していることを明らかに

スナップチャット、法執行機関の要請に応じて「スナップ」を手動で取得していることを明らかに

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2013年10月15日

Snapchatは、ネットワークを通じて送信される写真や動画(いわゆる「Snap」)の、一見一時的な性質について、新たな詳細を明らかにしました。Snapchatのオペレーションディレクターであるミカ・シャファー氏は、新しいブログ投稿で、Snapは受信者が開封するとSnapchatのサーバーから削除されると改めて述べています。一方、未開封のSnapは削除されるまでサーバー上に残ります。シャファー氏は、未開封のSnapは通常の状況下では手動で取得されないと主張しています。しかし、法執行機関の要請など、特別な状況下では、Snapchatは未開封のSnapを手動で取得します。

では、未開封のSnapを手動で取得できる状況とはどのような状況でしょうか?例えば、他の電子通信サービスプロバイダーと同様に、当社も法律により情報へのアクセスと開示が許可されている場合、あるいは場合によっては強制される場合があります。例えば、法執行機関からSnapの内容に関する捜索令状を受け取り、当該Snapが当社のサーバー上に残っている場合、連邦法である電子通信プライバシー法(ECPA)に基づき、当社は要請を受けた法執行機関にSnapを提示する義務を負います。詳細については、当社のプライバシーポリシーの、当社が情報を開示できる状況に関するセクションをご覧ください。

シャファー氏によると、Snapchatは昨年5月以降に受領した捜索令状のうち「約12件」について、未開封のSnapを法執行機関に提出したという。また、法執行機関からは、Snapに対する捜索令状が保留中の場合など、一定期間Snapを保管するよう要請されている。シャファー氏は、未開封のSnapを手動で取得するためのツールにアクセスできるのは、Snapchatの従業員でシャファー氏自身と、このツールを開発したSnapchatの共同創業者兼CTOであるボビー・マーフィー氏の2人だけだと指摘する。また、Snapへのアクセスと開示に関する法的要件はストーリーにも適用されると指摘する。今月初めにSnapchatに追加されたストーリーは、過去24時間のSnapをローリングでまとめたものだ。

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