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「iPhone 8」のワイヤレス充電は既存の技術を活用できるか

「iPhone 8」のワイヤレス充電は既存の技術を活用できるか

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2017年2月21日

「iPhone 8」のワイヤレス充電機能は、QiやAirfuelといった既存のプロトコルを採用する可能性が高い。AppleInsiderが入手したCowen and Companyのアナリスト、ティモシー・アルキュリ氏の新たなメモによると、次世代端末は以前噂されていたEnergousの長距離充電技術を採用しないようだ。

馴染みのある技術

馴染みのある技術

Qiワイヤレス充電技術は業界全体に普及しています。端末と専用充電パッドには磁気コイルが搭載されており、充電を開始するにはコイルを合わせる必要があります。Apple Watchにも同様のワイヤレス充電技術が採用されています。

Airfuel はあまり確立されておらず、誘導充電と共振充電の両方をカバーします。

アルキュリ氏は、両方のプロトコルをサポートするワイヤレスチップセットやその他のテクノロジーはすでに数多く存在していると述べた。

Energousの違い

Energousの違い

WattUp テクノロジーは、ワイヤレス送信機から部屋の反対側にあるデバイスを充電できます。

WattUp テクノロジーは、ワイヤレス送信機から部屋の反対側にあるデバイスを充電できます。

QiとAirfuelはどちらも、ユーザーがデバイスを何らかの充電パッドの上または近くに置く必要があり、その際にもプラグを差し込む必要があります。しかし、Energousの技術であるWattUpは異なり、RF技術を採用しています。このシステムは、送信機と受信機という2つの主要な部分で構成されています。

受信機はデバイスに内蔵され、1台の送信機で約9メートルの範囲内にある最大12台のデバイスを同時に充電できます。

今年初め、ラスベガスで開催されたCESで、CEOのスティーブ・リゾーニ氏は、同社の技術を年末までに出荷すると約束しました。また、エナガス社は「世界最大級のコンシューマーエレクトロニクス企業の一つ」と提携すると述べました。

アルキュリ氏はメモの中で、現状のままではエナジウス社の技術はFCCに承認されないだろうと考えていると述べた。

「iPhone 8」は今秋発売予定で、ベゼルレス画面や新しい生体認証セキュリティ技術などを搭載する。

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