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今日の風変わりなアプリ：ゾンビと致命的なハグからの脱出

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ゾンビからの脱出

2013年5月28日

時々、アプリに何かあまりにも馬鹿げた点があって、一歩引いて物事を別の角度から考えさせられることがあります。そういう疑問は、「私の人生の選択はこんな風になってしまったのだろうか？本当にこのゲームをレビューしようとしているのだろうか？」といった類のものです。あるいは、もっと馬鹿げた疑問を抱くこともあります。「Escape From The Zombies」は、そういった疑問をいくつも生み出しました。

ゲームはシンプルです。画面をタップしてキャラクターを特定の場所へ移動させ、ゾンビを避けながらゆっくりと安全地帯へと進んでいきます。安全地帯は黄色の斜めの線で示されています。

このゲームの視点は真上です。見えるのはゾンビの頭頂部と、伸ばされた腕だけです。まるで、必死にハグをしようとしている人々がいて、プレイヤーは無神経に逃げているような奇妙なゲームです。腐敗した死体や引き裂かれた服は見えません。ただ、無視された注目を求める叫びだけが目に入ります。

ここから、馬鹿げた疑問が湧き始めました。なぜゲームに「ゾンビからの脱出」なんてタイトルをつけるのか、不思議に思い始めました。ゾンビに抱きつくのを急いでいないのは、もう明白です。まあ、ゾンビにキスを吹きかける女の子もいますが、それは例外です。要するに、レースゲームに「車を速く走らせろ」とか、シューティングゲームに「悪者を全員ぶっ殺せ」なんてタイトルをつけるようなものです。