TinderがTappyと提携、KabamがTapZenおよびMagic Pixelと提携
昨日は、キャピタル・ワンによる家計簿アプリ「Level Money」の買収と、ゾマトによるレストラン紹介サービス「Urbanspoon」の買収についてお伝えしました。そして今、モバイルアプリ業界における新たな買収ニュースが届きました。
まず、人気マッチングアプリ「Tinder」を展開するスタートアップ企業Tinderが、Tappyを買収しました。Tappyは写真から会話が始まり、メッセージは24時間で期限切れになるメッセージングアプリです。
実は、Tinderにはすでに「Tinder Moments」という似たような機能があります。昨年6月にリリースされたTinder Momentsは、マッチした相手とスワイプして写真を共有できる機能ですが、24時間後には消えてしまいます。

タッピー
TechCrunchの報道によると、TinderはTappyを「買収」したようです。おそらく、Tinder MomentsとSnapchatのような新しいダイレクトメッセージ機能の開発を支援するためでしょう。そのため、Tappyはサービス終了の予定ですが、アプリはApp Storeで引き続き入手可能です。
問題となっているもう1つの買収は、人気のソーシャルゲーム会社Kabamのことで、同社はTapZenとMagic Pixelという2つのゲーム会社を買収したばかりだ。
元Zynga CCOのマイク・ヴェルドゥ氏が設立したTapZenとMagic Pixelは、戦闘ストラテジーゲーム「This Means War」を開発しています。Magic Pixelは、物理演算パズルゲーム「Stick to It!」とカードバトルゲーム「Outcast Odyssey」も開発しています。

これは戦争を意味する
TapZenとMagic Pixelはどちらもカリフォルニア州ロサンゼルスに拠点を置いています。しかし、Kabamは両社をカルバーシティの新スタジオに移転させる予定です。
Re/code が指摘しているように、Kabam はこれまで「ワイルド・スピード」や「ロード・オブ・ザ・リング」といった大ヒット映画シリーズを題材にしたゲームをリリースしてきたが、この新オフィスは同社にとってハリウッド地区における初のオフィスとなる。
TinderとTappyの提携条件、およびKabam、TapZen、Magic Pixelの提携条件はいずれも明らかにされていない。
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