アップルのパートナーであるフォックスコンがシャープの経営権を35億ドルで取得
お使いのブラウザは古いバージョンです。より快適にご利用いただくために、ブラウザをアップグレードしてください。
シャープが iPhone向け液晶ディスプレイを供給
iMakers:Appleのサプライチェーン
2016年3月30日
正式に発表されました。2月に買収提案を取り下げた後、フォックスコンは本日、日本の家電メーカー、シャープの経営権66%を取得したと発表しました。
皆さんもご存知のとおり、Foxconn は Apple と提携して中国の工場で iPhone を製造したことで急成長を遂げました。
シャープは、薄型テレビをはじめとする幅広い製品ラインで知られています。日本国内では依然として人気が高いものの、海外への事業拡大には至っていません。また、AppleのiPhoneにも液晶画面を供給しています。
「我々には達成したいことがたくさんある。シャープの真の潜在能力を引き出し、共に大きな高みに到達できると確信している」とフォックスコンの郭台銘会長は水曜日の声明で述べた。
OLEDについて
OLEDについて
Apple WatchにはOLEDスクリーンが搭載されています。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙によると、フォックスコンは今回の買収により、シャープのスクリーン生産能力、具体的には有機発光ダイオード(OLED)モデルの生産能力を拡大したいと考えているという。
この新しいタイプのスクリーン技術は、通常の液晶ディスプレイに比べて多くの利点があります。消費電力が少ないため、iPhoneのバッテリー効率はさらに向上します。また、OLEDディスプレイはより薄く軽く、視野角が広く、輝度が高く、コントラストも向上しています。
この技術は、応答時間の高速化と色再現性の向上も特徴としています。
OLED テクノロジーは現在 Apple Watch で展示されています。
最近の噂によると、Appleは早ければ2017年にも将来のiPhoneバージョンにOLEDテクノロジーを採用したいと考えているとのことだ。
そしてシャープの経営権を取得することで、フォックスコンは自社の運命をアップルとiPhoneに引き続き結びつけようとしている。