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今年アップグレードしたiPhoneユーザーはわずか

今年アップグレードしたiPhoneユーザーはわずか

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2013年11月8日

指紋スキャナの追加や新カラーバリエーションの拡充だけでは、iPhoneユーザーの大半をアップグレードに誘うには不十分だったようだ。最新の調査によると、iPhone 5sとiPhone 5cの購入者のうち​​、iPhone 5からアップグレードしたのはわずか6%だった。これは、昨年同時期にiPhone 4sからiPhone 5にアップグレードしたユーザーの12%と比較すると低い数字だ。コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズ(CIRP)によると、iPhone 5s/5c購入者のほぼ3分の2が以前のモデルからアップグレードしたという。2012年には、iPhone 5購入者の55%が以前Appleのスマートフォンを所有していた。CIRPのパートナー兼共同創業者であるマイク・レビン氏は次のように述べている。

理想的には、AppleはAndroidや他のシステムからかなりの割合の顧客を獲得するはずです。しかし、直近の発売では、既にiPhoneを所有している顧客の割合が増加しました。スマートフォン非保有者の減少が影響している可能性もあるため、1年前の発売時と比較して、iPhone購入者のうち​​、ベーシックフォンや折りたたみ式携帯電話からアップグレードした人の割合は減少しました。

この減少が何を意味するのかは、少なくとも1年間は分からないでしょう。Androidベースのスマートフォン、特にSamsungのスマートフォンの台頭により、iPhoneへの関心が薄れ始めているのかもしれません。むしろ、消費者は2014年に発売される「iPhone 6」を待ち望んで、今年は購入を見送っている可能性が高いでしょう。この端末はほぼ確実に新しいデザインとなり、おそらくディスプレイも大型化されるでしょう。最後に、この減少はiPhone 5sの供給不足が続いていることに起因している可能性もあります。希望するモデルが見つからなければ、買い替えることができないのです。CIRPは、2013年9月20日から10月20日までの間に米国でiPhoneをアクティベートした400人の携帯電話ユーザーを対象とした調査結果に基づいています。いつものように、今後の動向に注目してください。さらに、Boost MobileがAppleのiPhone 5sとiPhone 5cを大幅割引で提供開始、AppleストアがiPhone 5s、iPhone 5cの画面修理などを提供開始、AppleがTouch ID用サファイアガラスを米国で製造へも注目。

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