VerizonはiOSでWi-Fi通話を開始する予定

米国の通信事業者 Verizon が、ついに iOS 上での Wi-Fi 通話のサポートを展開する準備が整ったようだ。

米国では、VerizonはWi-Fi通話を有効化していない最後の大手通信事業者です。これはAppleのiOSがiOS 8.3以降サポートしている機能です。当時、iPhoneでのWi-Fi通話はSprintとEE（英国の通信事業者）に限定されていました。しかしその後、AT&Tをはじめとする多くの通信事業者がこの機能に対応し、iPhoneユーザーはワイヤレスインターネットネットワークを使って通話できるようになりました。

しかし、10月末にかけて、Verizonが連邦通信委員会（FCC）にWi-Fi通話のサポートを可能にする免除を申請したというニュースが流れました。すべての通信事業者がこの免除を申請したわけではありませんが、Verizonは「万全を期すため」に申請したと述べています。AT&Tも以前に同様の措置を取っていました。

今日の朗報は、VerizonがFCCからこの免除を承認されたことです。これにより、近い将来、同社がiPhoneユーザー（そしてその他のユーザー）向けにWi-Fi通話を提供する方向に進むと予想されます。MacRumorsによると、AT&TはFCCから承認を受けてから「数日以内」に同社のネットワークでWi-Fi通話が利用可能になったとのことです。

iPhone端末でWi-Fi通話を有効にするには、設定アプリを起動し、「電話」から「Wi-Fi通話」へと進みます。ここで「このiPhoneでWi-Fi通話」をオンにすれば、準備完了です。

もちろん、まずは対応キャリアに加入する必要があります。しかし、Verizonのお客様は、iOSでWi-Fi通話の理想の実現に一歩近づいたようです。引き続き情報をお伝えします。