Audezeのインイヤー型ヘッドホン「iSINE 10」は美しいサウンドを提供

The Verge経由

ムービングコイルドライバーを採用する従来のダイナミック型ヘッドホンとは異なり、平面磁界型ヘッドホンはボイスコイルを広い面積に分散させます。iSINE 10の場合、ボイスコイルの抵抗値は16Ωです。そのため、これらのドライバーは、本来であれば蓄積される熱を放散することができます。その結果、力強く、ダイナミックで、ディテールに富んだサウンドを生み出します。

懐疑的だと言われるかもしれないが、この技術が小さなインイヤー型イヤホンに使えるとは思っていなかった。（ケーブルなしでも重さはたったの20グラムだ。）しかし、実際には、それ以上の効果がある。

世の中には美しいヘッドホンがたくさんあります。しかし、限られたスペースのため、インイヤータイプのものはほとんどありません。AudezeはiSINEシリーズのデザインにおいて、各ヘッドホンに搭載されている小型の平面駆動ドライバーを隠すという難題に直面しました。その結果、映画『エイリアン』や『スタートレック』に出てくるような、特大の六角形デザインが生まれました。

デザインの観点から言えば、この見た目は私には合わないと思いますが、なぜこのデザインが選ばれたのかは理解できます。結局のところ、ドライバーを隠すのは簡単な作業ではなかったはずです。

ただ、このイヤホンの耳へのフィット感はあまり好きではありません。あまり快適とは言えませんが、不快と言うのも正確ではありません。おそらく「普通」という言葉が適切でしょう。iSINEに付属する様々なプラスチック製のフック、イヤーチップ、イヤーロックを試した後でも、フィット感は普通です。

(Audeze 社は今年後半に iSINE モデルのカスタムフィットを予定しています。)

これは購入を断念する理由でしょうか？おそらくそうではないでしょう。特に、ほとんどのインイヤーモニターが快適性の面で理想的とは言えないことを考えると。

iSINE 10ヘッドホンは、最も重要な部分で輝きを放ちます。深みのある重低音から高音まで、目立った歪みのない素晴らしいサウンドを提供します。

リスニング体験を最大限にするには、標準コードではなく、絡まりにくい Cipher Lightning ケーブルを iOS デバイスで使用してください。

特典

iSINE 10には、豊富なヘッドホンアタッチメントに加え、ナイロン製キャリーケース、Cipher Lightningケーブル、標準オーディオケーブルが付属しています。さらに、3.5mmステレオプラグも付属します。

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