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Apple、マーケティング目的でCookieを追跡するアプリを拒否すると報道

Apple、マーケティング目的でCookieを追跡するアプリを拒否すると報道

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2013年2月26日

TechCrunchの報道によると、AppleはCookieトラッキングを伴うアプリの配信停止を開始したとのことです。ただし、ガールスカウトのクッキーファインダーのようなアプリは対象外です。ガールスカウトのクッキーファインダーは、現在地で一番近いガールスカウトのクッキーの箱を探せるアプリです。問題となっているのは、マーケティング目的でCookieやオンラインデータのパケットをトラッキングするアプリです。TechCrunchが指摘しているように、Cookieトラッキングは…

…これは基本的に、クッキーが約15年間使用されてきたデスクトップウェブ時代の名残である技術です。モバイルでは、このプロセスは一般的にHTML5のローカルストレージを使用します。これは、「モバイルクッキー」がデスクトップのものと技術的に同じではないためです。「ローカルストレージ内に、アプリ開発者はトークン(いわばID)を保存し、後で取得することができます。この点ではクッキーのように機能するため、業界では頻繁に使用され、クッキーのように扱われています」と、モバイルアプリマーケティング会社Fiksuの事業開発担当副社長、クレイグ・パリ氏は説明します。同社は開発者とユーザー獲得の取り組みを支援しています。

Appleによる最近のアプリ拒否は、同社が近いうちに開発者に対し、Cookieによる追跡ではなく独自の広告識別子(Advertising Identifier)技術の採用を求める可能性があることを示唆しています。iOS 6で導入された広告識別子は、マーケティング目的でAppleのUDID(Unique Device Identifier)実装に取って代わりました。UDIDはかつて、広告主が開発者の顧客行動パターンを把握するために使用していたツールでした。しかし、UDIDの漏洩とプライバシーの問題を鑑み、AppleはUDIDを広告識別子に置き換えました。広告識別子はよりプライバシーが高く、「非個人的かつ非永続的な性質」を持つと言われています。さらに、ユーザーは設定アプリで「一般」>「情報」>「広告」をタップすることで、広告識別子をオフにすることができます。

言及されたアプリ

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ガールスカウトクッキーファインダー

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ガールスカウトアメリカ

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