Even H2レビュー：パーソナルなリスニング体験を提供するワイヤレスヘッドホン

H2ワイヤレスヘッドホン

• 1回の充電で20時間の音楽再生が可能
• 40mmベリリウムドライバーを搭載
• 黒のキャリングケース、充電ケーブル、オーディオケーブルが付属

H2は、折りたたみ式のウォールナット材イヤーカップ、ブラッシュドメタル、そしてPUレザーを採用しています。この組み合わせは（特にウォールナット材は）私の第一候補ではありませんでしたが、最終的にはその見た目に魅了されました。

右のカップには、音量アップ、音量ダウン、再生/一時停止の4つの金属製ボタンがあります。4つ目の「Evenボタン」は、Even独自のEarPrintテクノロジーのオン/オフを切り替えることができます。この機能については、後ほど詳しく説明します。

右のイヤーカップには、ヘッドホンが充電されていない時に使える付属の3.5mmケーブル用のポートがあります。左のイヤーカップには、充電用のMicro USBポートがあります。

全体的に見て、H2のデザインは気に入っています。しかし、ウォールナットの外観に誰もが好意的に反応するわけではないので、より伝統的なスタイルの方が適切だと思います。

結局のところ、ヘッドフォンの評価は音質によって決まります。この重要な点において、H2は輝いています。EarPrintのおかげです。

EarPrintとは？  Evenのオーディオ製品を購入後、最初に指示されることの一つは、iOSとAndroid向けの無料アプリ「Even EarPrint」をダウンロードすることです。Evenは、このアプリで簡単なサウンドテストを一度行うだけで、あなたの聴力に合わせて音楽を調整してくれると約束しています。

EarPrintは、独自の聴覚プロファイルを作成し、ヘッドフォンに保存します。これにより、あらゆる音源で使用できるようになります。また、同じヘッドフォンに複数のプロファイルを保存することも可能です。

Evenの聴力検査はわずか数分で完了します。様々な周波数の音を聞き分けるように指示されます。検査のデモはEvenのウェブサイトでご覧いただけます。

H2のレビュー機を約50時間使用しました。EarPrintをオンにすると、どんな音楽を選んでも、音がより近く、バランスよく聞こえるようになりましたが、耳に負担がかかりすぎることはありませんでした。つまり、EarPrintは機能しているということです。

ボーナス：Even EarPrint アプリを使用すると、オーディオ周波数について詳しく知ることができます。これは便利な機能です。（下記参照）

では、通信範囲はどうでしょうか？  H2の音質が劣化し始めるまで、コンピューターやモバイルデバイスから最大9メートル（30フィート）離れることができるとEvenは謳っています。私のテストでは、障害物がなければこの通信範囲を維持できました。しかし、ドアや壁があると通信範囲は3メートル（10～15フィート）と大幅に狭まり、それほど遠くまで届くとは言えません。

バッテリーはどうでしょうか？  H2は1回の充電で20時間の音楽再生が可能です。この約束は2回のテストで実証され、それぞれ19時間と22時間再生できました。これはほとんどのユーザーにとって十分すぎるほどでしょう。

結論