WSJ:アップル、結局オリジナルテレビ番組を提供へ
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アップルは、iPhoneとiPadの売上減少を補うため、ハリウッドに目を向けている。同社はベテランプロデューサーと脚本付きテレビ番組の権利購入について交渉中と報じられている。また、スタジオやネットワークのマーケティング担当幹部とも面会し、新コンテンツのプロモーションを依頼する話も持ちかけている。
木曜日の報道によると、Appleは年末までにオリジナルテレビ番組の提供開始を目指しているという。将来的にはオリジナル映画も続く可能性がある。Appleは、HBOの「ウエストワールド」やNetflixの「ストレンジャー・シングス」に「匹敵する」番組の制作を検討している。
オリジナルコンテンツは、月額9.99ドルで音楽聴き放題のApple Music会員に提供される予定だ。これにより、AppleはApple MusicとSpotifyの「軍拡競争」を激化させる可能性がある。
ウォールストリートジャーナルは次のように指摘している。
アップルは厳選された少数の番組、そしておそらくは映画のみを検討しているため、ネットフリックスやアマゾン・ドット・コムのプライム・ビデオ、あるいはプレミアムケーブルネットワークの直接の競争相手となるために毎年必要となる数億ドル、あるいは数十億ドルを費やす準備をしているようには見えない。
方向転換?
ドクター・ドレー
Appleのオリジナルテレビ番組への関心は、ますます高まっているようだ。これまでのところ、同社のオリジナル番組は、せいぜい限られたものだった。ジェームズ・コーデンの大人気コーナー「カープール・カラオケ」をベースにした、脚本なしのテレビシリーズや、Beats創設者ドクター・ドレーの人生に基づいたオリジナルテレビシリーズ「バイタル・サイン」などだ。
両シリーズとも今後数か月以内に発売される予定です。
7月にAppleのエディ・キュー氏は、同社は「テレビ番組を制作するビジネスではない」と発言しました。インターネットソフトウェア&サービス担当シニアバイスプレジデントは、「Apple Musicで展開している事業を補完するもの、あるいはAppleのプラットフォームにおいて革新的なものになると判断された場合、Appleは彼らを支援し、指導し、提案するかもしれません」と述べました。
この件については、今後の展開を見守り続けます。その間、皆様のご意見をお待ちしております。Appleはハリウッドと全面的に提携すべきでしょうか?ぜひ下のコメント欄にご記入ください。