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初のアフターマーケット向けワイヤレスCarPlayシステム、アルパインのiLX-107が発売

初のアフターマーケット向けワイヤレスCarPlayシステム、アルパインのiLX-107が発売

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コネクテッドカー

2017年6月29日

1月のCESで発表されたAlpine iLX-107アフターマーケットApple CarPlayシステムが、900ドルで発売開始となりました。iPhoneをLightningケーブルで接続することなく操作できる、初のワイヤレスアフターマーケットCarPlayシステムです。

iLX-107はWi-Fiを使用してiPhoneに接続します。

iLX-107はWi-Fiを使用してiPhoneに接続します。

7インチWVGA静電容量式タッチスクリーンを搭載したこのシステムにより、iPhoneユーザーは運転に集中しながら、通話の受信、テキストメッセージの閲覧、音楽の再生、交通状況に合わせた最適なルート案内などを行うことができます。また、Siriを介してユニットを操作することもできます。

ユニット本体の価格は900ドルですが、特定の車両への取り付けには別途費用がかかります。ご興味があれば、アルパイン社がユニットの取り付けを承る正規販売店のリストをご用意しています。

CarPlayは2014年から市場に出回っており、多くの新車やサードパーティ製システムに搭載されています。現在、ワイヤレスCarPlayを内蔵しているのは、2017年モデルのBMW 5シリーズと3シリーズセダンのみです。

数年前から車内で有線接続のCarPlayシステムを使っていますが、ロードトリップには確かに便利ですが、短距離のドライブではわざわざiPhoneを接続する手間が省けることもあります。ワイヤレスのCarPlayシステムが普及すれば、より多くのiPhoneユーザーがこの技術を活用できるようになるでしょう。