来年のiPhoneは腕時計にヒントを得たタプティックエンジンを搭載する可能性

触覚フィードバックは、iPhoneへの搭載を長らく待ち望まれてきた機能です。3D Touchによるより奥深いUI体験が実現したにもかかわらず、iPhoneにはまだ搭載されていません。Apple Watchには内蔵のTaptic Engineが搭載されており、スマートウォッチが手首を「タップ」することで、新しい通知を静かに、そしてさりげなく知らせてくれます。しかし、iPhoneでは、お馴染みの（そしてかなり聞こえる）バイブレーションモーターがそのまま残っています。

日経新聞は、2017年モデルのiPhoneには「より複雑な触覚振動パターンを生成できる高性能モーター」が搭載される予定だと報じていますが、この種の変更の焦点は、メッセージ、通話、メールの着信をユーザーに知らせることではないと思います。MacRumorsが中継記事で言及しているように、3D Touchの改良は、2017年モデルにTaptic Engineを搭載することを中心に展開される可能性があります。

もう一つの可能​​性は、AppleがTouch IDを端末のディスプレイに組み込み、ユーザーがiPhoneの画面上のどこでも指紋をスキャンできるようにすることです。このようなシナリオでは、強化された触覚フィードバックはiOSに素晴らしい機能追加となるでしょう。

日経新聞はまた、AppleがiPhoneの製品サイクルを延長し、従来の2年サイクルから3年間隔でメジャーアップデートを行う計画だと報じています。これにより、2017年モデルのiPhoneはAppleの「iPhone 8」と銘打たれることになり、来年iPhone製品ラインに有機ELディスプレイが導入されるという噂の裏付けとなる可能性があります。

現時点では、Appleの「iPhone 7」は9月に発売される予定です。同社製端末に関する新たな情報が入り次第、随時お知らせいたします。