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音楽業界、15年ぶりに売上増を記録

音楽業界、15年ぶりに売上増を記録

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2013年2月26日

音楽業界は1999年以来初の売上高増加を記録し、祝うべき理由がある。業界団体IFPIによると、昨年の世界売上高は前年比0.3%増の165億ドルに達した。これは、人々がNapsterを使って音楽をダウンロードするようになって以来、業界が成長を遂げた初めてのケースだ。IFPIは「デジタル化がレコード音楽業界の回復を牽引」という見出しの下で、デジタル売上高が前年比9%増加し、主要音楽サービスが現在100以上の市場で展開されていると述べている。デジタル売上高には、ダウンロード、定期購読、広告収入が含まれる。

今年最も売れたアルバムは、アデルの「21」で830万枚、テイラー・スウィフトの「Red」が520万枚で続いた。今月初めにグラミー賞の年間最優秀アルバム賞を受賞したマムフォード・アンド・サンズの「Babel」は、230万枚を売り上げ、総合8位となった。シングルでは、カーリー・レイ・ジェプセンの「Call Me Maybe」がトップセラーとなり、ゴティエの「Somebody That I Used To Know」とPSYの「江南スタイル」が続いた。チャートは以下の通り。

レコード業界が15年ぶりに売上高を伸ばしたというニュースは、iRadioサービスの開発を進めていると噂されるAppleにとって朗報となるだろう。また、iOSデバイスで広告付きの無料音楽配信を近々開始したいと考えているSpotifyにとっても、追い風となるだろう。

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