Zynga、Clumsy Ninjaの開発元NaturalMotionを5億ドル超で買収

Zyngaは、人気のインタラクティブ玩具アプリ「Clumsy Ninja」を開発するソフトウェア企業NaturalMotionを買収した。Re/codeによると、ZyngaはNaturalMotionに現金3億9,100万ドルと自社株3,980万株、合計5億2,700万ドルを支払うという。注目すべきは、これがZyngaにとって過去最大の買収であり、2012年3月のDraw Somethingの開発元OMGPOPの1億8,000万ドル買収を大きく上回る規模であることだ。ZyngaのCEOであるドン・マトリック氏は、NaturalMotionをこれほどの高額で買収した理由について、「彼らの中核には画期的なツールと技術パイプラインがあり、タブレットやスマートフォンの性能が向上するにつれ、その価値はますます高まると信じている」と説明している。実際、NaturalMotionは、コンソールゲーム向けに高度なアニメーションやAI技術のライセンス供与を受けているが、モバイルに関しては、その技術を自社ゲーム（Clumsy Ninja、My Horse、Backbreaker Football、CSR Racingなど）向けに保持している。 「モバイルゲームはますます高度化し、マトリック氏が指摘するように、スマートフォンやタブレットは必然的により堅牢なハードウェアを搭載するようになる。この買収は今後数年間、Zyngaにとって大きな競争優位性となる可能性がある」とRe/codeは指摘している。今回の買収により、ZyngaはNaturalMotionから260人の従業員を獲得する。これは、Zyngaが収益性の高いゲーム（例えば『Clumsy Ninja』）への注力強化に伴い、約300人の従業員を解雇する計画と並行して行われる。

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