アップルパーク:クパチーノの「宇宙船」キャンパスが4月にオープン
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キャンパス シアター が スティーブ・ジョブズにちなんで命名
Appleを支える人々
2017年2月22日
クパティーノの新しい「宇宙船」キャンパスは、正式名称を「Apple Park」に決定しました。同社は2月22日(水)に、この施設が4月に従業員向けにオープンすると発表した。
スティーブ・ジョブズ・シアター
スティーブ・ジョブズが構想し、フォスター・アンド・パートナーズとの共同設計による175エーカー(約64ヘクタール)の敷地に、世界最大級の曲面ガラスパネルで覆われた280万平方フィート(約2万8千平方メートル)のリング型メインビルディングが建設される。今後6ヶ月以内に入居予定の1万2千人のApple社員が入居する予定だ。
故アップル共同創業者に敬意を表し、この施設の新劇場は「スティーブ・ジョブズ・シアター」と名付けられる。2月24日に62歳の誕生日を迎えたはずだったジョブズは、2011年に亡くなった。今年後半にオープンする1,000席のこの劇場の入口には、高さ20フィート(約6メートル)、直径165フィート(約50メートル)のガラスの円筒が設けられ、金属製のカーボンファイバー屋根を支える。
Apple CEO ティム・クック氏によると:
スティーブのAppleに対するビジョンは、彼がAppleに在籍していた時代をはるかに超えていました。彼はApple Parkを、未来の世代のためのイノベーションの拠点にすることを意図していました。
ローレン・パウエル・ジョブズは次のように述べています。
スティーブはカリフォルニアの風景、その光と広大さに心を躍らせ、インスピレーションを得ました。そこは彼にとって、思考を巡らせるのに最も適した場所でした。アップルパークは彼の精神を不思議なほど見事に捉えています。アップルの社員たちがきっとそうであるように、彼もこの光り輝くキャンパスで輝いていたことでしょう。
かつてApple Campus 2と呼ばれていたApple Parkは、100%再生可能エネルギーで稼働しています。屋上には17メガワットの太陽光発電システムが設置されており、Apple Parkは世界最大級の敷地内太陽光発電設備の一つとなります。
Apple Parkには、一般公開されているApple Storeとカフェを備えたビジターセンターと、従業員向けの9,000平方メートルのフィットネスセンターも併設されています。施設内には、従業員向けに全長3.2キロメートルのウォーキングコースとランニングコースが設けられるほか、果樹園、牧草地、池も整備されます。