「シャンパン」色のiPhoneはAppleを窮地に陥れるか
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2013年8月30日
シャンパンワイン専門職協会の法務責任者は、Apple社が新型iPhone 5Sモデルの色を表すのに「シャンパン」という名称を使用することはできないと述べています。ワシントン・ポスト紙によると、Apple社が使用した場合、クパチーノは訴訟に直面する可能性があるとのことです。今月初め、AllThingsDはApple社が「ゴールドカラー」のiPhone 5Sを開発中であることを確認しました。リークされた画像が明らかになると、新型モデルはより淡いシャンパンのような色合いであることが明らかになりました。フランスのワインメーカーもこのことに気付いており、不満を抱いています。
ワシントン・ポスト紙は以下のように報じています。
「『シャンパン』の色が存在するとは言えません」と、シャンパーニュワイン専門職協会の法務責任者であるシャルル・ゴアマエール氏は、今週フランスメディアのインタビューで述べた。「したがって、『シャンパン』という名称を使いたい企業は、(ラベルに付随する)あらゆる利益を享受したいだけでしょう。」
特定の色のスマートフォンとフランス産ワインは何の関係もないと思う人もいるかもしれませんが、考え直してください。近年、シャンパーニュ委員会は、ペリエ、イヴ・サンローラン、そしてスウェーデンのヨーグルトメーカーを、様々な製品に「シャンパン」という言葉を使ったとして提訴しています。定義上、シャンパンと名乗ることができるのは、フランスのシャンパーニュ地方で生産される発泡性ワインのみです。AppleはiPhone 5SとiPhone 5Cを9月10日(火)に発表する見込みです。詳細については、「独占:噂のゴールドiPhone 5S背面ハウジングの高解像度写真」と「噂のiPhone 5Sの高解像度写真がさらにウェブに登場」をご覧ください。