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コクレア社、iPhone対応の初の人工内耳サウンドプロセッサを発表

コクレア社、iPhone対応の初の人工内耳サウンドプロセッサを発表

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2017年7月26日

世界初となるMade for iPhone対応の人工内耳用サウンドプロセッサが登場しました。コクレア社は先日、Cochlear Nucleus 7サウンドプロセッサを発表しました。この外科手術で埋め込まれるデバイスは、6月にFDA(米国食品医薬品局)の承認を取得しました。

外科的に埋め込むデバイスは iOS デバイス自体によって制御され、コンパニオン アプリは必要ありません。

外科的に埋め込むデバイスは iOS デバイス自体によって制御され、コンパニオン アプリは必要ありません。

人工内耳は、中度から重度の難聴の患者に使用されます。この技術は、音を検知し、Nucleus 7サウンドプロセッサによって電気信号に変換された音が、内耳に埋め込まれた電極を介して脳に送られることで機能します。

コクレア社の最高経営責任者兼社長であるクリス・スミス氏は、Nucleus 7 サウンドプロセッサの FDA 承認を歓迎し、中度から重度の難聴を持つ人々にこれまでにないモバイル テクノロジーへのアクセスを提供できることをコクレア社は誇りに思うと述べています。

「Nucleus 7サウンドプロセッサの承認は、難聴の方々にとって大きな転換点となります。電話をかけたり、高音質ステレオで音楽を聴いたり、ビデオを見たり、FaceTime通話を人工内耳に直接ストリーミングしたりすることが可能になります」とスミス氏は説明します。「この新しいサウンドプロセッサは、難聴の方々がより多くの方々と繋がり、充実した生活を送れるよう支援するという、私たちの長年の取り組みをさらに発展させたものです。」

Nucleus 7 コンパニオン アプリを使用すると、ユーザーは聴覚をカスタマイズできますが、すべてが電話で直接制御されるため、デバイスを使用する必要はありません。

このサウンドプロセッサは、人工内耳の装着を希望する方向けに、米国で9月に正式に発売されます。現在この技術を装着している一部のユーザーも、10月からアップグレードが可能になります。