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ビョークのアルバム「バイオフィリア」がMoMAのアートコレクション初のアプリに

ビョークのアルバム「バイオフィリア」がMoMAのアートコレクション初のアプリに

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2014年6月13日

今週、ニューヨーク近代美術館(MoMA)は、ビョークのアルバム『Biophilia』が同館のコレクションに初めて収録されるダウンロード可能なアプリになると発表しました。2011年にリリースされたこのアプリは、実質的にアルバムそのものでありながら、インタラクティブな体験を提供します。アルバム収録曲ごとに専用のアプリが用意されており、ユーザー(リスナー)はアプリとインタラクトしたり、アプリに情報を追加したりすることができます。

このアプリは控えめに言っても息を呑むほど素晴らしいので、もっと多くのアーティストがこれに倣ってくれることを願っています。実際、レディー・ガガは昨年、似たようなアプリ「ARTPOP」をリリースしています。

MoMAより:

バイオフィリアは、MoMAコレクション初のダウンロード可能なアプリです。アプリ(アプリケーションの略)とは、デジタルシェルフから購入できる製品として設計された、パッケージ化されたポータブルプログラムです。私たちはこれまで、動的な視覚化からフォント、ビデオゲームまで、様々なデジタルアーティファクトを取得してきました。これらのデジタルアーティファクト取得のすべてにおいて、コード、ファイル、ビデオといった取得方法、保存、展示に関するプロトコルを確立しています。コレクションに最初に追加されたアプリは、ジョン・マエダが1994年に発表した「Reactive Books」で、旧式の紙の書籍にフロッピーディスクを封入して配布されていました。アプリは、ビデオゲーム以上に、有限または半有限の性質を持つため、「収集価値」が高いと言えます。ライブフィードやWebに接続できる場合もありますが、Webサイトとは異なり、インフラストラクチャの設計は安定しており明確です。実際、Biophilia のようなアプリの場合、唯一残された変数は、アートワークが歓迎し、誘う絶妙なインタラクションであり、それを考案したアーティストの同様に絶妙な実験的性質の証です。

アプリは芸術です。そろそろそのように認識されるべき時です。

これが私たちの未来です。

このアプリアルバムはApp Storeで12.99ドルで入手できます。

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