飲んでいるものを追跡するスマートカップ「Vessyl」はどうなったのでしょうか?
昨年6月、読者の皆様にVessylをご紹介しました。これは、センサーで飲み物の量を検知し、スマートデバイスでリアルタイムに消費量を追跡するスマートカップです。その後、この製品を開発するMark One社はベンチャーキャピタルから350万ドルを調達しました。しかし、製品はまだ発売されていません。
今月初め、同社は支援者宛てのメールの中で、最初のVessylユニットは約束通り「2015年初頭」には配送されないと伝えました。代わりに、Mark Oneは「最適な体験を提供するため」、出荷予定を「第4四半期初頭」に変更すると発表した。
このニュースは、Vessylの初期支援者(AppAdviceを通じてこのプロジェクトを知った人が多い)には受け入れ難いものでした。そのため、私たちは詳しく調べてみることにしました。

Mark OneのCEO兼共同創業者であるジャスティン・リー氏によると、Vessylの使命は「常に、関わるすべての消費者の健康に永続的な影響を与える製品をお届けすることです。そのため、「Vessyl体験のあらゆる側面がお客様の期待に応え、それを上回ることが不可欠です」とのことです。
遅延にもかかわらず、リー氏はAppAdviceに対し、完成品は昨年夏にVessylを予約注文した初期支援者に約束されたものと同一のものになると語った。
同社はこの余分な時間を「第1世代製品で謳われていたすべてのオリジナル機能」の完成に充てているとリー氏は語った。
これらの機能には、Vessylが注がれた飲み物を自動的に感知する機能が含まれます。これにより、カップは糖分、脂肪分、カフェインなどの栄養成分を計算できます。この情報は、ユーザーがVessylを使い続けるにつれて蓄積されます。時間の経過とともに、消費者は自分の飲み物から学び、より健康的な選択をすることができるようになります。

では、Vessylが今年後半に出荷されたら、支援者は何を期待できるでしょうか?おそらく、もう少し特典があるでしょう。
リー氏は次のように説明する。
Vessyl(およびアプリ)の現在の機能セットは、消費者の皆様がより健康的な選択を行えるよう力づけるものだと確信していますので、大きな変更は予定しておりません。また、ご予約いただいたお客様にはプレミアムキャリングケースを同梱いたします。ご予約パッケージに含まれる可能性のある他のアクセサリーについても現在検討中ですので、ブログで最新情報をお知らせいたします。
Vessylの初期支援者として、遅延はあるもののプロジェクトが順調に進んでいると聞いて嬉しく思います。Vessylが期待に応えてくれるかどうか、今から楽しみです。
この件については引き続き追っていきます。その間、Mark OneはVessylユニットの「第2弾」の予約注文を受け付けています。価格は119ドルです。正式発売時には、Vessylユニットは1台あたり199ドルで販売される予定です。