CVSはApple Payを採用する代わりにCVS Payを導入
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だって みんな バーコードが大好き でしょ?
アイウォレット
2016年8月11日
信じられないかもしれませんが、Apple Payの成功にもかかわらず、いまだにApple Payへの抵抗は続いています(大手企業の中には、クパチーノ発のモバイル決済ソリューションに少しずつ挑戦し始めているところもありますが)。長年Apple Payへの抵抗を続け、かなり物議を醸してきたCVSが、ついに独自の決済ソリューション「CVS Pay」を立ち上げました。
Apple PayはNFC技術を用いて非接触決済(いわゆる「非接触型」クレジットカードやデビットカードのように)を可能にするのに対し、CVS Payはバーコード決済を採用しています。さらに、このサービスは処方箋の受け取りやCVSのロイヤルティプログラムと連携して利用できます。MacRumorsによると、CVS Payは最近アップデートされたiOS向けCVS Pharmacyアプリに組み込まれており、現在ダウンロード可能です。
無料
CVSファーマシー
CVSファーマシー
このサービスは、デラウェア州、ペンシルベニア州、ニュージャージー州、ニューヨーク州を含む一部の市場で利用可能で、年内には全米展開が開始される予定です。米国の主要クレジットカードに加え、デビットカード、健康貯蓄口座カード、フレキシブル・スペンディング・アカウントカードもご利用いただけます。
アプリにクレジットカードまたはデビットカードを登録すると、店舗スタッフにバーコード(ドライブスルーの場合はピックアップ番号)を提示して支払い手続きを開始できます。スタッフはバーコードをスキャンし、購入商品をレジに通し、保存されている支払い方法をお客様に選択してもらい、支払い手続きを行います。
CVSとApple Payに関しては、実はちょっとした論争があります。CVSはApple Payの導入後すぐにサポートを停止し、Merchant Customer Exchangeが開発したQRコードを利用した安全な決済サービスであるCurrentCに移行したのです。Appleはこれに反応しましたが、CurrentCの導入がその後中止されたこともあり、この動きは概ね愚かな行為だと思われました。
上記の対象地域にお住まいの方は、iOSアプリ内でCVS Payをお試しいただけます。前述の通り、9,600店舗の薬局へのより大規模な展開は、今年後半に開始される予定です。詳細が分かり次第、改めてお知らせいたします。