iOSの必須自動化アプリ「Workflow」がApple Watch向けアプリを発表
Apple Watchの豊富な機能、そして増え続ける機能リストに「自動化」が加わりそうです。iOS向け人気かつ非常に優れたWorkflowアプリを開発するDeskConnectが、クパチーノ発の近々発売されるスマートウォッチ向けに特別に設計されたアプリケーションを発表したのです。
iOS 版と同様、Workflow for Apple Watch を使用すると、Apple のウェアラブルのオーナーは、ユーザーが作成したレシピ、つまり「ワークフロー」を起動して、ファーストパーティとサードパーティのアプリやサービスを連携させることができます。DeskConnect が公開した専用 Web ページではかなり詳しくプレビューされており、開発者はここで、Apple Watch のオーナーは Workflow アプリを使用して、デバイスの「Glances」インターフェース (Watch の画面の下から上にスワイプすると表示される) でワークフローを実行できると述べています。Workflow Glance を見つけたら、Apple Watch のオーナーはいずれかのワークフローをタップしてアクティブ化できます。DeskConnect の説明によると、便利なことに、iPhone の既存のワークフローは Apple Watch に自動的に表示されるため、ユーザーはスマートウォッチですぐにワークフローの実行を開始できます。

Apple Watch 用の Workflow により、ワークフローはすでに手首に表示されます。
ユーザーが投稿したワークフローを厳選して展示するワークフローギャラリーは、Watchアプリから左にスワイプするだけでアクセスできます。Apple Watch向けに特別に設計されたワークフローを簡単に閲覧でき、タップするだけでダウンロードしてスマートウォッチのワークフローアプリに追加できます。

アプリのギャラリー機能を使用して、Apple Watch に特化した新しいワークフローをダウンロードできます。
しかし、おそらく最も印象的なのは、Workflowの226のアクションのうち163が現時点でApple Watch本体でネイティブに実行できることです。スマートウォッチでネイティブに実行できない残りのアクション(ソフトウェア上の制約、一部はAppleが課すもの)は、Cupertinoの「ハンドオフ」機能を使ってiPhoneに簡単に渡すことができます。

ワークフローが Apple Watch 上でネイティブに実行できることを嬉しく思います。
iOSにおいて、WorkflowはiPhoneやiPadユーザーのAppleデバイスを使った作業方法に革命をもたらしました。App Storeでのリリース当初から、私たちはWorkflowの大ファンです(WorkflowはAppAdviceの2014年有料アプリ部門でトップに輝きました。これは決して簡単なことではないと断言できます!)。さらに、今年2月にリリースされた1.1アップデートでは、ワークフロー実行のためのダブルタップジェスチャー、「複製」オプション、そしてより多くのアプリやサービスへの対応など、数多くの変更と改善がWorkflowに追加されました。
そのため、WorkflowがApple Watchに登場できることを大変嬉しく思っています。このスマートウォッチアプリケーションは、Workflow for iOSバージョン1.2としてダウンロード可能です。iOS版は本日リリースされ、世界中のApp Storeへの配信が進行中です。
さらに、Workflow for Apple Watchのリリースを記念して、iOSアプリも40%オフセールを実施しています。DeskConnectのスマートアプリをたったの2.99ドルで手に入れることができます。きっとお値段以上の価値があるはずです。
一方、iOS自動化アプリの開発者にとって朗報となるのは、iOS向けテキスト自動化アプリ「Drafts」(皮肉なことにWorkflowとも連携)が最近Apple WatchアプリをiOS版に追加したことです。他にも注目のApple Watchアプリとしては、Overcast、Runtastic、Photo Flashbackなどがあります。