旅の第一章で真実を解き明かす

プレイヤーは、ブワナと気難しい弟のキトと共に、謎に包まれたアンダーランドへと向かいます。そこはあまりにも危険なため、立ち入りが禁止されています。なぜブワナは、そんな恐ろしく禁じられた場所へ行こうとしたのでしょうか？もちろん、お金と女のためです。

このゲームはまるでアニメ映画のような展開です。最初の数分間は、物語が始まる前にキングスポート湾で主人公たちに会うという、ただただゆったりとしたショーを楽しむことができます。禁断の地、アンダーランドを探しているリナが登場します。彼女は、ブワナとキトの行方不明の父親が所持していたと噂されている本を探しています。ここから冒険が始まります。

プレイヤーは画面上の様々なオブジェクトをタップして、冒険の次のパートに必要な物資を探します。例えば、キトは飛行機を離陸させるために2つのエンジン、プロペラ、そして舵輪が必要です。ブワナは不足している部品をすべて探し出さなければなりません。必要な物資を探す中で、彼は漁師、船員、そして保護犬に出会うでしょう。

映画のような展開に加え、適切なタイミングで適切な質問をすれば、奥深いストーリーラインを読み進めることができます。アートワークは独特で、ナレーションのキャストは（ほとんどのキャラクターは演技が上手ですが）うまく演じられています（途中でうまくいかないキャラクターもいます）。そして、ストーリーは面白く、次の手がかりを探し続けさせてくれます。

唯一の不満は、ヒントがないことです。何かを見つけようとして行き詰まっても、道案内や正しい方向を指し示してくれるものは何もありません。何か意味が通じるまで、ただ画面をタップし続けるしかありません。

役立つヒントが不足している点を除けば、このゲームはとても楽しいです。わずか0.99ドルという低価格なので、ホリデーシーズンの大ヒット間違いなしです。2013年のAppleゲーム・オブ・ザ・イヤーの最終候補に挙がる予感がします。物語の次の章へと進むための手がかりを探しながらゆっくりと展開していくアドベンチャーゲームが好きなら、「The Journey Down」の第1章はきっと気に入るはずです。