人気フィットネスアプリ「Runkeeper」がスポーツウェアメーカー「アシックス」に買収される
最後に残った有力な独立系健康・フィットネス追跡アプリも、大手スポーツウェア会社に買収された。
昨年2月、サンフランシスコに拠点を置くMyFitnessPalとコペンハーゲンに拠点を置くEndomondoは、それぞれ4億7,500万ドルと8,500万ドルでアメリカのスポーツウェアメーカー、アンダーアーマーに買収されました。8月には、オーストリアに拠点を置くRuntasticがドイツのスポーツウェアメーカー、アディダスに2億3,900万ドルで買収されました。
現在、ボストンを拠点とするランキーパーは、日本のスポーツ用品・靴メーカーであるアシックスに8,500万ドルで買収された。

「非常に理にかなっている」
アシックスはプレスリリースで、「今回の買収により、フィットネス情報を含むユーザーデータを活用したワンツーワンマーケティングチャネルを確立できるほか、この分野で豊富な経験を持つ経営陣が率いるデジタル技術開発プラットフォームを獲得できる」と述べている。

「このビジョンを共に実現するためにアシックスと提携することは、非常に理にかなっています」と、Runkeeperは新しいブログ投稿で述べています。「私たちはどちらも、ランニングをフィットネス体験の中核要素として深く根ざし、注力しています。両社のブランドとコアバリューは強く一致しています。また、アプリのシューズトラッカー機能をご利用いただいている方々から、Runkeeperユーザーが最も多く使用しているシューズはアシックスのシューズであることがわかっています。」
走り続けろ
2008年のリリース以来、iOSとAndroidで4,500万人のユーザーを獲得しているRunkeeperは、iPhoneやAndroidスマートフォンを使って、ランニング、ウォーキング、サイクリングなどのフィットネスアクティビティをGPSで追跡できます。また、Apple WatchとAndroid Wearのコンパニオンアプリを使えば、スマートフォンなしでワークアウトを追跡することも可能です。

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Runkeeperユーザーの皆様、アシックスによる買収によってアプリが停止されるわけではありませんのでご安心ください。Runkeeperは今後も継続され、今回の買収によってアシックスから提供されるリソースによって実現される新機能や改善によって、さらに強化されていくことが期待されます。

アシックスは既にiOSとAndroid向けに複数のランニングアプリを提供しています。中でも注目すべきは「My Asics Run Training」アプリで、フルマラソン、ハーフマラソン、10km、5km、10マイル、5マイルといった距離ごとに、ユーザーが自分に合ったランニングトレーニングプランを作成できます。Runkeeperと同様に、「My Asics Run Training」はApple WatchとAndroid Wearに最適化されています。

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Runkeeper と My Asics Run Training はどちらも App Store から無料で入手できます。